2021/12/17 10:40



今年も早いものであっという間に12月。
時の経つのは本当に早いですね。

昨年・今年と世の中の流れが急速にに変わりはじめ、個人のエネルギーもそれに合わせて変化していく感じがします。

そして、さらに大きな季節のエネルギーの変わり目「冬至」がまもなくやってきます。

体感的にはまだまだ冬ですが、この日を境にだんだんと日が伸びて、また温かい季節に向かっていきます。

そして今年最後の双子座満月もまもなくです。


今回は『冬至』と『双子座満月』についてのお話しです。





◆冬至とはこんな日



二十四気の一つで、一年中で太陽が最も南に寄ることで、北半球では昼が最も短い日となります。

毎年、12月22日頃で、今年の冬至も22日です。
そして、その日は太陽の力が一番弱まります。

しかし、冬至を境に長い冬が終わり、太陽が再びパワーを取り戻し春に向かうことから、太陽が生まれ変わる日といわれています。

冬至の日までは陰の気ですが、冬至をすぎることで陰が極まり再び陽にかえることから、
冬至は別名「一陽来復(いちようらいふく)」とも呼ばれています。




◆冬至の日の超エネルギー



[双子座満月]


今回の当時は満月期間になります。
まずは12月19日の双子座満月についてです。

満月のテーマは『感謝と手放し』

半年前の双子座新月のときに願ったことの、収穫となります。

半年前、なにか願いませんでしたか?
顕在化していないで潜在意識層の中で願いや祈りをしていることがあります。

なにかの願いをしていたなら、その結果がなんらかの形で現れているの今です。

それに対する『現状』に感謝をしましょう。

そして次に向かうため、執着になりうるものは手放す。
良きことも悪いことも、すべて手放しましょう。
次のステップに進むときは常に手ぶらで軽やかに。

特に今回は風の時代のエレメンツ「双子座」になりますので、風のように軽やかに次々に新しいテーマに移ります。



[冬至の日のエネルギー]


今回の冬至はそのような双子座満月のエネルギーの影響受けています。

そして1年の中でも夜が1番長いこの日は陰極まって陽に転ずるという、反転的なエネルギーになります。

まもなく新しい一年を迎えるにあたり、満月や冬至による天体の大きなエネルギー転換が、地球の動植物に影響をもたらします。

そのため、人によってはエネルギー酔いで怠くなったり眠くなったり、あるいは感情に大きく揺さぶりがくるも知れません。

これは今まで心の奥にあって、なかなか実行に移せなかったようなことを実行に移す転換期となりそつです。

今の時期は直感のほうを信じてください。

そしてこのエネルギーは、2022年の春分の日まで続きます。



[パラダイムシフトのタイミング]


人間は発達した脳のおかげで、他の動物とは違い、ストーリー(フィクション)を作り出すことができます。

私たち個人の潜在意識の下には、種族全体で繋がっている集合的無意識という領域があります。

集合的な生命体としても目の前に起きる事象を時系列に並べて、因果関係を見つけることで、人間社会の歴史というストーリーを作りだします。

歴史をふりかえれば、確かに人類の進化のために必要なストーリーだったのかも知れません。

人類の集合的無意識は、歴史の中での過ちを繰り返さないように、新しい進化の道に進み始めています。

それはそれぞれ個人の直感からはじまります。

これまで良いと思っていたものに興味がなくなったり、価値を見出せなくなったりするようになります。

やがてそれが大きな波となって、時代が変革していきます。

いま、その潮流の中にいて、冬至はその節目となります。

歴史の中のパラダイムシフトの時期に差しかかっているようです。





◆冬至の日の運気アップの過ごし方2つ




[運気アップにかぼちゃを食べる]


冬至の日に食べるもので有名なのは、南瓜ですね。

なぜ、かぼちゃを食べるのかというと、こんな説があります。

冬至の日に「ん」の付くものを食べると「運(うん)」がつくと言われているそうです。
かぼちゃは別名「なんきん」

語尾に「ん」のつく冬至の七種(とうじのななくさ)といって、以下のような食材があります。


◇南瓜(なんきん)=かぼちゃ
◇蓮根(れんこん)
◇人参(にんじん)
◇銀杏(ぎんなん)
◇金柑(きんかん)
◇寒天(かんてん)
◇饂飩(うんどん)=うどん

お気づきですか?
すべて「ん」がふたつ入っています。

「ん(運)」がたくさんあるから縁起が良いとされています。
これ以外でも「ん」がたくさん入っている食べものがあれば、縁起が良さそうなのでとり入れてみてくださいね。

中でもかぼちゃは漢字で「南」という字がつくため、陰(北)から陽(南)に変わることを意味して縁起の良い食べものとされています。

それと、南瓜の栄養素も大切です。

南瓜にはβーカロテンが豊富に含まれています。

βーカロテンは体内でビタミンAに変換され、抵抗力を強めて皮膚や粘膜を丈夫にしたり、免疫力を正常に保つ働きがあるので、寒い時期の滋養や風邪や病気の予防となるわけですね。

なので「冬至に南瓜を食べると風邪をひかない」と言い伝えられていることが冬至の慣習になったようです。

南瓜だけではなく、さきほどの「ん」がたくさん入った食材で、最強運のレシピを考えでみてはいかがでしょうか?



[柚子の香りで厄除けリラックス]


それと柚子湯もおすすめです。

子湯の起源は明らかではないのですが、どうやら比較的新しく、江戸時代からの風習のようてーす。

これは冬至と湯治という「とうじ」という語呂合わせでもあるようです。

柚子にも同様に「融通(ゆうづう)がきく」という語呂合わせで意味を含ませているようです。

ですが、
柚子湯には血行を促進して、身体を温める、冷え性を緩和することから、風邪を予防すると言われています。

果皮に含まれるクエン酸やビタミンCには、美肌の効果があるそうです。

それで、冬至の日に柚子湯に入ると「風邪をひかずに冬を越せる」と言われているんですね。

アロマの効能としても、柑橘系の香りは「希望を与える」「ポジティブな考えを促進する」など不安を和らげる効果があるようです。

また、柚子には古くから「邪気を祓う」という俗信もあるそうなので、身体を潔めるという意味にもなります。

ゆず茶を飲むのもいいですね^_^






冬至の日には、[ん(運)」のつく美味しい料理と、柚子の香りの「厄除け風呂」をゆったりと楽しみながら、
まもなく迎える新しい年の予祝をして、お過ごしくださいね。