2021/09/15 11:22

こんにちは。
食べたいもの、着たい服、住みたい家、学びたいこと、したいことはたくさんありますよね。
それにはお金が必要です。
この物質世界では何かとお金が必要になってきます。
金運アップは誰でも興味のあるお話しです。
お金に関するスピリチュアルな伝説は数多く存在します。
それらは、あながちただの伝説なだけではないようです。
世の中には、科学的根拠を証明できない不思議なことの方がむしろ多いようですね。
今日は金運アップの神様についてのお話です。
◆トイレの神様
トイレ掃除をすると、財運が上がるという話を聞いたことがありますか?
これは昔から言われていることで、スピリチュアルリーダーだけではなく、現役の実業家や著名人が実際に実践して、財をなしているそうです。
トイレには烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)という、金運・財運を上げてくれるご利益のある神様が住んでいるそうです。
昔々の言い伝えでは、家には7人の神様住みつくと言われていました。
人が家を建てると、7人の神さまが走ってやってきたそうです。
最初に到着した神様は1番広いリビングに住みつきます。お土産には小さな宝箱。
2番目に到着した神様は2番目に大きな部屋に住みつきます。
お土産には、1番目の神様より少し大きな宝箱。
3番目に到着した神様は3番目に大きな部屋と、2番目の神様より少し大きな宝箱。
こんなふうに、4番目、5番目、6番目とつづき、
最後に到着したのが、7番目の神様の「烏枢沙摩明王様」でした。
最後の到着だったので、最後に残ったトイレに住みつくことになったそうです。
なぜ、烏枢沙摩明王様は最後になってしまったのか?
それは、手に抱えきれないほどの大きな宝箱を持ってえっちらおっちら歩いて来たからなのだそうです。
だからトイレには宝箱に通じる入り口があると考えられているそうです。
それで、トイレ掃除をすると良いと考えられているんですね。
掃除をするときに、烏枢沙摩明王様の真言である「おん・くろだのう・うん・じゃく・そわか」という言葉を唱えるといいそうです。
いつもありがとう、と感謝しながら掃除をしていると、不思議な形でお金が手元に入ってきたりするそうです。
◆弁財天(弁天様)
宝船に乗った、七福神のひとり弁財天。
弁財天はあちこちの神社で見かけることがあるので有名なら神様ですね。
弁天様の社近くには、小さな泉があってそこで小銭や紙幣を洗うとご利益があるという言い伝えはとても有名です。
弁天様はもともとヒンズー教の神様。
サラバスティーという名前の神様でした。
日本に伝来したときに、弁財天と名づけられたそうです。
弁財天で有名な江ノ島の神社では白蛇といっしょにいる美しい天女の姿で描かれています。
日本では琵琶を持った美しい神様の像がありますが、ほかに8本腕に武器をかかえた姿で描かれることもあるそうです。
琵琶を持つ姿は、芸ごとでうまく行くように、武器を持つ姿は競争ごとに打ち勝てるようにとの意味があり、どちらもとんとん拍子に出世することで、財を得るという意味がこめられています。
つまり弁財天は、芸ごとのようなセンスを向上させ、勝利へ導くインスピレーションを与えてくれる神様のようです。
とっても力強く頼りがいがある神様です。

◆ガネーシャ
ガネーシャ」はヒンズー教の神様のひとり、頭がゾウの形の神様といえばすぐ思い出せますね。
ヒンドゥー教の神話では、シヴァとパールヴァティーの間に生まれた長男とされています。
古来日本にも密教とともに渡来し、『大聖歓喜天』『聖天』『歓喜天』などと呼ばれている神様だそうです。
ガネーシャは財を引き寄せ、金運をアップさせてくれる富の神様です。
商売繁盛や成功をつかさどり、お金に恵まれた豊かな人生に導いてくれるといいます。
その他、あらゆる障害を取り去り、幸運・財産をもたらすと言われ、事業の開始、商業の神様・学問の神様としてのご利益もあるそうです。
インドでは店頭にガネーシャの姿の置物を飾るお店が多いようです。
店頭は玄関と同じ、運気の入り口です。
綺麗に掃除をして、運気を招きましょう。
ガネーシャの置物を玄関に置いたり、待ち受けにするとご利益がありそうです。

◆招き猫
招き猫も商売繁殖と財運将来の神様ですね。
日本ではガネーシャのように、お店の店頭や神棚に置いてあるのをよく見かけます。
一般的に右手を挙げていれば「お金」を招き、左手を挙げていれば「人」を招くといわれています。
商売繁殖の招き猫は昭和20年代後半から、小判を持つようになりました。
なので、古い招き猫は鈴がついているだけのシンプルな猫の姿をしていたそうです。
色によっても少し意味が変わるようです。
●白い招き猫
一般的なのはこの白い招き猫です。
けがれのない白は「開運招福」を意味し、万事に福をもたらすと言われています。
●黒い招き猫
魔除け厄除けの意味を持ちます。
西洋では不吉といわれる黒猫ですが、日本では夜目がきくことや強い霊力を持つと考えられたことから、魔除けや幸運を呼ぶ「福猫」といわれています。
●赤い招き猫
赤は病除けや健康長寿の御利益があるそうです。
昔から赤い色は疱瘡神 (ほうそうしん、天然痘をもたらす疫病神) が忌み嫌う色といわれていたことに由来しているそうです。
疫病を避けるという赤い招き猫はありがたい存在ですね。
●黄色い招き猫
黄色や金色の招き猫は、風水の意味も重なって財を招くといいます。
黄色や金色は、秋の色をイメージさせます。
秋はあらゆる樹々が鮮やかに色を変え、お米や木の実などが採れる豊穣の色。
そして黄金に似た色なので、古来から『豊かさの象徴』とされてきました。
右手をあげた黄色の招き猫は、もしかしたら最強の金運招来の猫かも知れませんね。
◆まとめ
●金運アップさせるにはトイレ掃除をして、真言を唱え、財運アップの入り口を清めてみてください。
●弁財天様でお参りして、銭洗いをして、お金そのものを清めましょう。
最近ではキャッシュレスになってますので、銭洗い弁天の水に浸したハンカチで、キャッシュカードやスマホを吹いて清めると良いそうですよ。
●金運招来の置物や待ち受け
玄関先は運気の入り口と言われています。
置物を置くのはちょっと、という方はお掃除だけでもしておくと良いでしょう。
また、近年ではお金のやりとり(お買い物やお財布)の役目をするスマホの待ち受けも、立派な入り口と言えそうです。
ガネーシャや招き猫の待ち受けとして、画面に貼っておくのも良さそうですね。