2021/07/08 11:29

7月10日は蟹座新月です。
今日は蟹座新月についてのお話しです。
新月の象徴はスタート。
満月に向かって月がだんだんと満ちていくと言うエネルギーからの『新しいスタート』を象徴しています。
特に7月最初の新月は『今年後半に向けての新しいスタート』と言う意味でもあります。
来年以降の時代に向けてのエネルギーがありますので、今回の新月は月のパワーがすごく強くなっております。
月の管轄である潜在意識の浄化・リセットをすることで
新たなスタートに持っていきやすいエネルギーとなっています。
◆準備期間のスタート地点
この新月は『目的への準備期間のスタート』と言われています。
というのも来年からの木星の動きで魚座のエネルギーが非常に増していくんですね。
魚座のエネルギーは、潜在意識を顕在意識化すると言われています。
よく二極化なんていう言葉も聞くようになりました。
特に今は時代の転換期でもあり物質的な意味でも分岐点にとなり、それにより精神的な意味でも考え方が自然と変わったり変わらざるを得なかったりと、変化のターニングポイントに来ています。
物質的な価値観から、精神的な価値観へシフトし始めているように思います。
潜在意識は自分の意識の95パーセントを占めていていながら、自分では気づいていない部分です。
潜在意識の中には、自分で封印して忘れたつもりになっている情報や願望なども含まれています。
その中の何かが少しずつ、顕在化してくるという今回の新月では、もしかすると心の中の見たくなかった部分も顕在化して現れてくるかも知れません。

◆手放しと浄化
ネガティヴな感情が出てきた場合の浄化方法は
『認める』『受容する』です。
そういう感情があるとき、人は大体ネガティヴ感情にフタをして、見なかったことにしようとしてしまいします。
それは、そんな感情を持つ自分を否定することになります。
そうするとネガティヴな感情は行き場を失い、心の中のガマンタンクにたまっていってしまうんですね。
時々発散できていればまだいいんですが、あまりに溜め込んでしまうと、ガマンタンクがパンクしてしまい病気のような形で現れたりします。
そうなる前に手放しや浄化が必要なんですが、そういうことを耳にしてわかってはいても具体的に何をすればいいのかよくわかりませんよね。
その方法が『認める』(浄化)、『受容する』(手放す)です。
ネガティヴな感情が湧いてきたら、まず『認める』をします。
とりあえず「ああ怒ってるなあ私」「悲しんでるなあ私」と言った具合にただ感情そのものに気づいてください。
それだけでネガティヴな感情は少しおさまります。これが心の浄化になります。
その上で今度は『受容する』をします。
「そういう怒りや悲しみの感情を持ってる自分でもいい、喜怒哀楽すべてを持ってる自分でいい、ありのままの自分でいい」と自分を受容してください。
受容に変わる言葉で表現すれば『赦し』です。
実はこの自分を受容する(赦し)作業のほうが難しいと言われているんですね。
それは、このままの自分じゃいけない、これではダメだという思い込みが働くからなんですね。
まずは、みんながそうだから自分も合わせなくてはいけない、という固定観念があったらそれを捨ててくださいね。
ありのままの自分を『受容』できたとき「ネガティヴな感情に囚われていた自分」を浄化することができますよ。
◆精神性の時代へ
来年以降へ向けての、ご自身の在り方について見直す時代が来ているようです。
これまでの物質主義社会から、精神的社会への移行になると言われています。
物質主義というのは、目の前にある物理的な形はもちろん、名前のついている現象全般を指します。
「あれ?何か大事なことを忘れているような気がする…」そんな気がしたら変容のチャンスです。
形容し難いけれど何か大事なことを思い出した!みたいな気づきが起こったら、その感覚を大事にしてください。
その感覚をきっかけに、新しい世界への変容の旅が始まります♪
今年後半初めての新月・蟹座新月は、半年後の蟹座満月に向けて実らせるための種まきの時期です。
新月、満月ともにいつものことですが、月のワークとして浄化と手放しをして常にご自身をリフレッシュさせてあげましょう^_^