2021/05/19 14:58

こんにちは。
「ワクワク」を心の指標にするという説はいまではすっかり定説となっています。
そんな定説を意識せずとも、自分自身の人生を切り開いていった人はみんな、「ワクワク」に従っています。
「ワクワク」に従って人生を切り開いた人は『人生の成功者』と言われます。
今日は「ワクワク」についてのお話しです。
◆ワクワクをイメージしてみる
では「ワクワクする」ことってなに?と改めて問われると、「ひゃっほう」とか「やってやるぜ」とか
すごく心躍らされてはしゃぎたくなるような感じをイメージする方も多いと思いますが、必ずしもそればかりではありません。
言葉で表現するなら「うふ」とか「えへ」とか「わぁい」なんていうのもワクワクです。
「嬉しい」「楽しい」「大好き」「可愛い」などの気持ちがワクワクの状態です。
思い出してみてください、ワクワクのイメージでこれまで経験してきたこと。
思い出すとちょっと顔がほころんでしまったり、ニヤッと笑ってしまったり。
それらはぜんぶ、自分史のなかで特別なエピソードであり成功体験なんです。
「ワクワク」に従うというのは、本当の意味で自分の中での成功体験を増やすということなんです。
本当の意味というのはつきつめると魂レベルで、ということになりますね。
◆ハートの声をきく
私たちはものごとを選択するとき、ついつい損得勘定で思考したものを選びがちです。
こっちがお得、こっちのほうが利益になる、みたいな感じですね。もちろんそれでもOKです。
たとえばお勤めの場合、お仕事はみんなで利益をだすことを目的としていますので、当然ですが損得勘定の思考も大事です。
ものづくりの場合には、そればかりでは上手くいくとは限りませんが、これなら喜んでもらえるという作り手のワクワク感がエッセンスとして入れば最高ですよね。
「ワクワク」はハートから届く声です。
ハートの声って、自分が喜ぶことを知ってるんです。
それは原語ではなく感覚で何がその人を喜ばすことなのかを自分以上によく理解しています。
嬉しくなること、楽しくなること、心がフワッと軽くなって目の前が明るくなっていくような感覚。
それがハートの声からのワクワクの答えです。
何かを判断するときに、腕を組んで「うーん」と悩むようならそれは思考が損得勘定で計算中という動作になりますが、
ハートの声に聞くとパッと決まったり、こっちが好きだ!と感覚でわかるようになります。
昔からの慣用句の中に「胸に手を当てて考えてみる」という言葉があります。
反省を促して良心に気づかせる時によく使う言葉ですが、良心は胸の中にいて、それがハートの声なんです。
なので、腕を組んで考えてもわからないときは、胸に手を当てて目を閉じて「どっちが好きか」と聞いてみてください。数秒で答えがでます。
そしてそれが正解なんです。

◆人生はすべて正解
結論を先に言ってしまえば、「ワクワク(良心)」に従っていれば人生に失敗はないんです。
なぜならいつか地上での身体を脱いで魂の状態になったとしたら、全てにおいて「楽しかった」と思うからなんです。
どんな経験をしたかが大切であって、それがお金持ちであろうと知名度であろうとあまり関係はないんです。
苦しくなったりネガティヴな感情は、損得勘定思考でその通りにならないから「なんでだろう」と思う心から発生します。
よけいに過去や未来まで持ち出して考えてしまい、心ここにあらず状態になるからなんですね。
でも胸に手をあててハートの声に従っていれば、好きな方やワクワクする方を選んで正解を出していますので、悩む必要がないんです。
他人があれこれ言おうが、好きなんだから仕方ないですよね。それでいいんです。
もちろん人間ですから、ときには他者の声に反応して「あれ?」と考えてしまうこともあると思います。
そんなときは「ま、いっか」です。
他者との折り合いをつけるには「ま、いっか」が魔法の言葉です。
本当に「ま、いっか」な気持ちになりますし、よくよく考えるとどうでもいいことだなと自分も他者も赦せるようになります。
それ以外は「ワクワク」に従って生きること、わからなくなったら胸に手を当てハートの声を聞いてみること。
それを繰り返していけば、人生に失敗なんてありません。
成功についても同様です。
自分の魂にとっての成功ってなんなのか、胸に手を当てみると、それはお金や名誉だけではない場合の方がほとんどです。
これからの時代はどんどん価値観が変わっていくといいます。
もともと持っていた価値観が書き換わるときは、潜在意識が先になります。
顕在意識で理解できるようになるまでにはタイムラグがあり、その間ちょっとキツいかも知れませんね。
でも、これまでの不要な常識を書き換えるプロセスと思って、何か楽しいことをしたり、何も考えずに景色を眺めてのんびり過ごしたりしてください。
心の声に従って、自分自身の価値観を大切にしてくださいね。