2021/04/24 12:30




こんにちは。

引き寄せの法則で『思考は現実化する』という言葉があります。

思考というのはまだ物質化してない状態、そして現実化というのは物質または何らかの現象として現れた状態をいいます。
 
今回は『思考は現実化する』というお話しです。



◆思考が先、現実はあと


 量子力学の有名な実験に「二重スリット実験」というものがあります。

 2つのスリットの入った板に電子銃を発射し向こう側の壁に何が現れるのかを測定しました。

すると、2種類の実験結果が現れたそうです。

 干渉縞という波動特有の現象とすり抜けたスリットの形という物理的な現象。

 不思議な話ですが、この実験の結果、波動は人間が観察することによって波の状態から素粒子に変わるという結論に至りました。

 つまり人間が観察する前の状態は何かよくわからないモヤモヤした波動のような状態ですが、

そこに意識を向けることによってそれが素粒子になり現実に物質化するということです。

 波動が現実になるってことが証明されたのが二重スリット実験です。

 思考が先、現実はあと。思考することで具現化されるといいます。

 最初の実験は1961年、もう50年以上前ですが世界中の科学者が研究を重ねているにも関わらず、

なぜそうなるかは現在でも謎のままだそうです。

 この世界は全て波動で成り立っています。不思議な話ですが意識(意図)することでそれが物質化し、現実創造になるということです。



 



◆三次元で創造する


 心の中がモヤモヤしている状態というのは、まったく形のない見えない状態です。そもそも思考自体が実体というものがありません。

 その実体のないものを言葉にだしたり、ペンを使って文を書いたり、筆を使って絵を描いたりすることで『意識の中の具現化』は起こります。
 思考したものを、実際に手や体を使って表現することで思考したものを三次元で創造することは誰でも日常的にしています。
 
 簡単な「思考が先で現実は後」は日常的に誰でも行なっています。

 ですがそれはあくまで三次元で表現したいことがイメージできた場合です。 

 引き寄せの法則は基本的にこの原理です。

イメージできたものは(ツールを媒介して)創造できる、ということです。 

 例えばあまりに荒唐無稽すぎるようなイメージや、ちょっとでも「まてよ?」と思う不安がよぎると完全なイメージとは言えません。

 ですから、引き寄せの法則を応用し宇宙にオーダーしたあとは「忘れる」ことが大切だと多くの方が言っているように、

それ以上あれこれ考えないことが重要な鍵になってきます。

 「まてよ?」を頭によぎらせないように宇宙にオーダーするときも軽い感じでやってみてください。

 つまりイメージすることが意識すること。三次元で現実創造するにはなりたい自分をイメージしてくださいね。



◆モヤモヤを解消するには?


 イメージできない心のモヤモヤの場合はどうでしょうか。

 ただモヤモヤザワザワするんだけど、どんなに考えてもわからない、気持ちのわるい状態ってありますよね。

 心の中に霧がかかったようで鬱陶しさを感じます。出口がわからず辛い気持ちになります。

 この状態も「意識」することで解決できます。

やり方は簡単、その正体不明のモヤモヤザワザワに何か適当に名前をつけてしまうんです。

 名前というのは不思議なもので、名前をつけただけでそれまでなかったものが「ある」ことになる特性があります。
 
 アンノウンさんでもモヤさんでもザワさんでもなんでもいいのでとりあえず名前をつけて意識してあげると、波動状態だったモヤモヤが粒子になります。
 
 心の中に正体不明のモヤモヤがきたら「きたな、モヤさん」と意識して注意を向けるとモヤモヤが大人しくなります。
 
 このまま手放しのイメージワークをして、固めてポイっと捨ててしまうといいですね。

 先程の実験でもあったように、思考も感情もすべてが波動から成り立ちます。

 そしてどうやら波動は意識することで何らかの物質か現象になります。

 科学的な実験で証明されておきながら、なぜそうなるのかが今も謎のまま、というところが宇宙的な神秘を感じますね。

 意識すること、ぜひやってみてくださいね^_^