2021/04/07 09:28

こんにちは。
潜在意識や顕在意識というのを聞いたことがあると思います。
実は潜在意識は2、3歳の子どものようなものというのをご存知でしょうか?
夢を実現させるには潜在意識を書き換えることが大切だと言います。
潜在意識の特性がわかれば、書き換えることは可能だと思います。
今回は夢や理想を現実化するために、潜在意識を書き換えるエクササイズについてのお話しです。
◆潜在意識と顕在意識
私たちの意識の世界は顕在意識が約3%から10%、潜在意識が約97%から90%と言われています。
顕在意識とは普段私たちが思考している部分です。
記憶の引き出しから自由に出し入れできる意識の部分です。
潜在意識とはほぼ日常的に無意識にしていること、
例えば何も考えなくても呼吸をしたり寝ている間も心臓が動いたりなど新陳代謝の機能は潜在意識の働きです。
また無意識にしていることで言えば、お箸を使ってご飯を食べることや歯を磨くことや出かけるときに靴を履くなど、
そういったものも潜在意識の中に入っています。
もう完全に習慣化していて何も考えなくても出来ることやしていることは潜在意識の領域です。
子どもの頃から繰り返ししている行動は潜在意識に刷り込まれていますし、
スポーツや技術なとも何千回と練習を重ねたことは潜在意識に刷り込まれていきますので、
いざというときに考えなくても素晴らしい動きができたりします。
だから、技術が必要なことは練習の積み重ねが潜在意識に染みこみ、考えるより先に身体に伝達して瞬時に行動するわけてす。
引き寄せの法則も潜在意識を利用した現実創造のメソッドだと言えます。
何度もアファメーションすることで、潜在意識を書き換えていくわけですね。
◆潜在意識は2、3歳⁉︎
潜在意識とは、自分の中心にも身体にも染みついた自分にとって当たり前すぎるものということになります。
もう一つの特徴として潜在意識の知能指数は大体2、3歳児くらいと言われています。
普段の思考にあたる顕在意識は大人の理性ですのでIQ的にも高めですが、潜在意識のIQは2、3歳でとまっているそうなんです。
『三つ子の魂百まで』ということわざがありますが、まさにぴったりな言葉だと思います。
2、3歳児のように潜在意識はとても純粋で、感性だけで生きてますので、潜在意識に言い聞かすときには、
自分の中の2、3歳児にわかるように言って聞かすことがコツなようです。
いきなり無理な理屈を言っても理解してもらえないというわけですね。
顕在意識は普段の大人の理性で、あれこれ考えて計算したり段取りしたりしますが、実際のところそこに感情が伴わないことがあります。
心の中がもやもやしているときは、理性と感情がそぐわない状態になっています。
心の中に2、3歳の子どもがいて、その子の価値観が『何か違うよ?だからNO』と言っているからなんですね。
つまり本音の部分が思考とマッチしていないんです。
本音とは純粋な感情ですので、いくら思考で説明したところで、なかなかごまかしが聞かないんです。
思考と感情をマッチさせるにはどちらかに譲歩してもらう必要があります。
◆潜在意識を書き換えるエクササイズ
ぱっと閃いた感覚でいいので、以下の質問に答えてみてくださいね。
①ここにちょっといいなと思うマグカップがあります。さてこのマグカップ、いくらくらいまでなら買おうと思いますか?
②同様にここにちょっと気に入ったデザインのTシャツがあります。このTシャツがいくらくらいまでなら買おうと思いますか。
③たまには自分にご褒美をだして美味しいものが食べたいな、と思いました。いくらくらいのお食事だったら食べに行けると思いますか?
④突然、臨時収入的にこれあげるよ、とお金をもらいました。いくらくらいなら躊躇なく遠慮なくいただけると思いますか?
1万円、五万円、十万円、五十万円…100万円、1000万円、という具合に金額をあげてみて、どの金額で躊躇や遠慮がありそうですか?
これらはお金のブロックについてのボーダーラインです。
7歳位までに潜在意識の基本が出来上がるって言うふうに言われていますが、幼少期の環境や教育で刷り込まれた価値観ということになります。
潜在意識は理由はあまり関係ないので、その時に感じたことを価値観として記憶してしまいます。
なのでこのボーダーラインのハードルを高くすることも本来理由はいらないんです。
潜在意識がこのハードルを超えちゃいけないと思いこんでいるだけなんです。
だから始めからムリと思って意識内に入れないようにするんですね。
意識内に入ってこなければ中々行動には移せませんよね。
エクササイズとしては、これまでのボーダーラインを超えてみることです。
簡単なところからだと、先程のマグカップやTシャツ。
別になんでもいいんですけど、普段の生活の中で
さっき気づいた自分の中のボーダーラインより少し高いものを思い切って買ってみましょう。
2、3度やってみると少し感覚が変わり、感性側の潜在意識からの抵抗が少なくなります。
◆イメトレが大事!
高いレストランやブランドショップであれば、これまではムリと思って興味を持たないようにしていたことを、
あえてサイトを覗いてみるとか実際にショップに行ってみるとかすると少しずつ抵抗がなくなって来ます。
お金のブロックも同じで、何度かイメトレしているうちに少しずつハードルが下がってくると思います。
潜在意識はビジュアルで覚えることが得意なので、叶えたい夢や欲しいものがあったら、
その写真や画像をスマホの待ち受けにしたり、部屋の中や目につくところに写真を貼ったりすると潜在意識にダイレクトに働きかけます。
また、すでに成し遂げている人の思考や感性に触れるのもおすすめです。
実際に会えない場合は、SNSや著者であれば著書を読んでみるのも思考に触れることになります。
持って生まれた身体の特性は別としても、それでも工夫次第では同じ人間なので、やって出来ないことはないはずなんです。
まずは自分の中の2、3歳の子どもにわかりやすく納得してもらえるように、イメトレやビジョンボードで徐々に慣らしてあげてくださいね^_^